4LDK 約500㎡(LDK 約150㎡)
4LDK+シアタールーム+書斎 他
お客様からのご相談等
物件の引き渡し前に、4住戸を統合して広々とした居住空間を実現したいと考えています。メインのリビングやダイニングキッチンに加え、バーカウンターやジムスペース、セカンドキッチン、そして完全防音仕様のオーディオルームなどを取り入れた空間を希望します。
ホテルのようなトイレとバスルーム、家族専用の個室(2部屋)に加えてトイレやシャワールーム、さらにはゲスト専用ルームも必要です。ビジネス関係者を招く機会も多いため、センスの良いインテリアデザインで空間を整えたいと考えています。
明確なデザインイメージを持っています。
まず、間取りについてはできるだけ壁や建具で仕切らず、置き家具で緩やかに仕切りたいと思っています。
また、照明についてはグレアレスでメリハリのあるデザインを重視し、色温度は3500K(温白色)を希望。シャンデリアや間接照明、ダウンライトは好みではなく、ペンダントやブラケット、スタンドライトもどちらかといえば取り入れない方が好みです。
空調については、全館空調が希望ですが、天カセエアコンは美観を損なうため避けたいです。
システムについては最新のIoTを取り入れ、照明・カーテン・エアコン・テレビ・ロボット掃除機・見守りカメラ・インターフォン・給湯器・床暖房・洗濯機・冷蔵庫・空気清浄機などをスマートホームとして一括管理できるようにし、iPadやiPhoneから操作できる環境を整えたいと考えています。電動カーテンや電動ロールスクリーンも導入し、ハイテク家電とともに快適でストレスの少ない暮らしを目指します。
家具については、椅子などはデザイン性だけでなく座り心地も重視しした提案を希望します。
担当者が感じたこと
インテリアデザインにおいて卓越した美的感覚を備えた方でした。インテリアデザイナーとして、お客様の想いに寄り添いながらも、それを超える洗練されたアイデアを提示する必要があると感じました。
最上階ではない4住戸の連結は、設計要件の難易度が通常の高層マンションの設計変更比べて非常に高く、各分野のプロの方々の協力を得ながら進める必要があると感じました。
デザイナーがこだわった箇所
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コンセプト
プロジェクト名「KODOU」は鼓動を意味し、心が高鳴る瞬間のビートを表現しています。お客様の想いと哲学をデザインコンセプトに落とし込み、インテリアへと昇華させました。またMinotti、B&B Italia、Molteni &Cなどのイタリア製の家具をメインに選び、クリスタル煉瓦とEcoSmart Fireを採用し、ワクワク感と、心臓がトクトクと音を立ててときめく、遊び心のあるデザインを目指しました。
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生活へのこだわり
日々の生活においてストレスを軽減し、より快適な暮らしを実現するために、最先端の機器を使用して機能性においても細部までこだわった設計にしました。具体的には、IOTでスマートホーム一括管理&操作を計画し、iPad3と iPhone4台で全体をコントロール出来るようにしました。天井照明では、間接照明やダウンライトを使わず、ライン照明を採用し、グレアレスかつメリハリのある空間の実現を目指しました。
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デザインに対するこだわり
セカンドハウスではなく生活の拠点となる住まいとして、動線や使い勝手を綿密に計算し、機能性と美しさの両立を目指しました。また、ビジネス関係者をお迎えするにふさわしい、上質かつ洗練された空間に設えました。
あらゆる面に細心の注意を払い、細部に至るまで完璧なデザインを追求しました。