3LDK 92.39㎡(LDK 37.55㎡)
インテリアコーディネート
お客様からのご相談
コーディネートについて、以下のような希望がありました。
各洋室の扉を引き戸にし、なるべく収納を増やしたいと思っています。
子供たちがそれぞれ独立した部屋で、勉強に集中できる環境を整えることを希望しています。
内装のマテリアルを変更し、空間の質をグレードアップさせたいと考えています。
アートを飾れるような見せ場を設けたいと思っています。
音響システムを組み入れ、音楽や映画をより豊かに楽しめる空間にしたいと考えています。
担当者が感じたこと
クライアントは控えめで上品なご夫婦であり、セカンドハウスとしての快適さを大切にされているご様子が感じられました。
設計変更部分は別の担当者が対応しておりましたが、打ち合わせの終盤から引き継ぎ、インテリアアイテムの提案を行いました。
お会いする機会は少なかったものの、細部にまでこだわったデザイン提案を大変気に入っていただき、その結果ほぼご提案通りの形で完成しました。
お引渡し後もアートや家具の追加ご注文をいただき、お住まいを実際にご使用いただきながらさらに魅力的にグレードアップするお手伝いをさせていただきました。
デザイナーがこだわった箇所
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LIVING ROOM・DINING ROOM
設計変更段階で特注したリビング壁の石(グリスモントネ)や、キッチン天板の石(エメラルドパール)など、存在感の強い力のある素材に調和したマテリアルとカラースキームを選び、かつ、上品なトータルデザインとなるように心がけました。
ダイニングスペースでは、正面の壁をフォーカルポイントととらえ、左右対称の造作家具をデザインしました。また、4人でゆったり座れるダイニングにする為にダイニングテーブルサイズを特注し、生活動線にも配慮しました。
ダイニング側の造作家具の中にはオーディーのウーハーを組み込み、リビング側のTVボードや天井にはアンプやスピーカー、モデムなどを格納しています。サラウンドの美しい音源もインテリアには欠かせないアイテムとなっています。
リビングスペースの奥行が深いため無駄なスペースが出来ないように、家具レイアウトに工夫が必要でした。 -
BEDROOM
LDKのインテリアイメージがどちらかというと男性的で、落ち着いたカラースキームでありながらも力強い印象となったので、寝室は女性的で優しく、リラックスして寛げる雰囲気になるようにデザインしました。
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ENTRANCE HALL
入居後にエントランスのデザインの依頼があり、アートの為の棚を造作しました。飾るアートも同時に提案して、家具とアートの最大の相乗効果が得られるデザインとしました。